筆者のスマホは今夜も、リビングの棚で充電しています。寝室には持ち込みません。
寝る前のスマホをやめたのは、2026年4月の下旬。この記事を書いている7月上旬まで、2ヶ月半続いています。この記事では、やり方と、変わったこと、そして変わらなかったことを記録します。
始めたきっかけと、やっているルール
きっかけは、ブロガーのヒトデさんです。ラジオで「スマホを寝室に持ち込まない」ことを勧めていて、手軽に始められるので挑戦しました。
ルールはひとつだけです。夜、スマホをリビングの棚で充電し、寝室に持って入らない。
ポイントは、意志力に頼らない仕組みになっていることです。「布団の中でSNSを見ない」と決意するのではなく、そもそも手の届く場所にスマホがない状態を作る。見たくなっても、リビングまで歩く必要があります。その距離が、10年不眠の筆者にも守れる理由です。
目覚ましはどうしているのか
この習慣の最初の壁は、「スマホのアラームで起きているのに、どうするのか」だと思います。
筆者は専用の目覚ましを買いませんでした。自然に目が覚める日がほとんどで、起きられなそうな日は、部屋にある目覚まし時計に頼っています。
振り返ると、「アラームのために枕元にスマホを置くしかない」という思い込みが、寝る前スマホの一番の言い訳でした。目覚まし問題を先に片付けると、この習慣は一気に楽になります。
そもそも、目覚まし時計を新たに購入してでも始める価値はあると思います。
変わったこと——朝の目と、夜中の「いま何時?」
2ヶ月半で、はっきり変わったことが3つあります。
- 朝、目の充血と疲労感が減った——寝る直前まで画面の光を浴びていた頃と比べて、起きたときの目が楽です
- 寝起きにすぐ画面を見なくなった——スマホが枕元にないので、起きて最初の数分、目を酷使しなくなりました
- 夜中に目が覚めても、時刻を確認できなくなった——これが一番の想定外でした
3つ目について。以前の筆者は、夜中に目が覚めるたびスマホで時刻を確かめていました。「まだ2時か」「もう4時だ」と確認しては、残り時間を計算して焦る。中途覚醒の記事に書いた、午前3時の習慣です。
いまは、確かめようがありません。何時か分からないまま、目を閉じるしかない。続けるうちに、「何時かを気にしてもしょうがない」と思えるようになりました。時刻の確認をやめたのではなく、やめざるを得ない環境が先にあって、気の持ちようが後からついてきた形です。
変わらなかったこと——スマホは根っこではなかった
一方で、眠りの質が毎晩良くなったとは言い切れません。
仕事のことが頭を満たしている夜は、スマホがなくても寝つきは悪いままです。翌朝の寝不足感も残ります。布団の中の考え事への対処は別の記事に書きましたが、スマホをやめてもこの問題は消えませんでした。
つまり筆者にとって、寝る前のスマホは眠りを削る要因の一つではあっても、根っこではありませんでした。根っこは仕事のストレスだ——という考えは、業務量と睡眠の半年の記録に書いています。
例外の夜もある
実は、このルールには例外があります。どうしても心がざわついて、「今日は寝つきが悪そうだ」と感じる夜は、無理にルールを守りません。
仕事のことが頭を満たし、眠れない恐怖を寝る前のスマホでやわらげる夜は、いまだにあります。
ルールを完璧に守ることが目的ではなく、眠ることが目的だからです。守れなかった夜に自分を責めると、それ自体が新しいストレスになります。10回のうち9回守れていれば十分、というゆるさで続けています。
コストはゼロ。準備も要りません。やめても失うものがないので、試す価値はある習慣だと思います。自分の不眠のタイプに合わせてどこから手をつけるかは、不眠のタイプ別対策まとめに整理しています。
今夜も、スマホはリビングの棚です。
ところで、寝る前スマホをやめるのは、いわば「引き算」の習慣です。筆者はこの少しあと、5月の下旬から「足し算」の習慣も一つ続けています。睡眠サポートサプリです。
こちらはコストゼロとはいきません。毎月3,882円。飲めば眠れるという都合のいい話でもありませんでした。それでも、繁忙期のいまもやめていないのには理由があります。
「足し算」の習慣——サプリを続けている記録
1ヶ月目に何が変わり、何が変わらなかったのか。毎月の実額、解約の条件、やめなかった理由まで、申し込む前に気になることを実体験でまとめています。
本記事は筆者の個人的な体験・感想に基づく記録であり、医療助言を目的とするものではありません。気になる症状がある方は、医療機関にご相談ください。本記事で紹介する商品の効果には個人差があります。


