10年の不眠でいちばん眠りを変えたのは、薬でもサプリでも習慣でもなく、「仕事の変更」でした。
これは対策のノウハウ記事ではありません。「眠れない原因の根っこは、結局ストレスではないか」という30代会社員の持論と、その根拠になった半年の記録です。この半年で業務量が3回変わり、そのたびに筆者の睡眠は連動して動きました。
年度末、業務量と一緒に眠りが崩れた記録
今年の1月から3月、担当していた業務が急に重くなりました。年度末に向けた繁忙期です。
この時期、寝つくまでの時間が延び、夜中に目が覚める日が増えました。日中の眠気でミスが増え、イライラで仕事が滞り、また遅くまで働く。悪循環でした。
いちばん底だったのは3月です。日曜の夜に一睡もできないまま朝を迎え、その足でオンライン診療を受けました。このときの経緯はオンライン診療の全記録に書いています。
いま振り返ると、この時期の筆者は「眠り方」を間違えていたのではありません。業務量が、眠れる範囲を超えていました。
春の担当変更で起きたこと
4月に担当が変わり、業務量が減りました。筆者が努力した結果ではありません。環境が変わっただけです。
すると、夜中に目が覚めるのは週1〜2回まで減りました。この間も、眠るための工夫は続けていました。それでも、最も大きく変わったのは明らかに仕事の中身です。
ただし、眠りが元に戻ったとまでは言えませんでした。週1〜2回の中途覚醒は残り続けました。崩すのは一瞬でも、戻るのには時間がかかる。それを実感した春でした。
そして今、また崩れている(2026年7月の記録)

6月の下旬から、仕事がまた重い時期に入りました。
いまは、寝ついてから4〜5時間で目が覚める日が、ほぼ毎日続いています。週1〜2回まで減っていた中途覚醒が、ひと月足らずで毎日に戻りました。
この間、夜の習慣は何ひとつ変えていません。サプリは飲み続けています。朝日を浴びる習慣も続けています。スマホは今夜もリビングです。それでも、業務量が増えただけで眠りはここまで崩れました。
夜中に目が覚めたあとの過ごし方は中途覚醒の記事に書いたとおりで、いまも同じ対処をしています。それでも、目が覚める回数そのものは業務量に引きずられています。
持論:眠れない原因は、結局ストレス

半年で3回、業務量と睡眠が連動して動くのを自分の体で確かめました。だから筆者の持論はこうです。眠れない原因の根っこは、テクニックの不足ではなくストレス。筆者の場合それは仕事でしたが、人によって根源は違うはずです。
- 仕事の内容や量
- 同僚・上司・家族・恋人・友人などの人間関係
- 自分や家族の健康
- お金
筆者が自分の体で確かめられたのは「仕事」の一点だけです。だから他の悩みについて、こうすれば眠れるようになる、とは書けません。
ただ、布団に入ってからも仕事のことをひたすら考え続けてしまう夜が眠りを削ることは、考え事が止まらない夜の記事に書いたとおりです。根源の悩みに向き合わない限り、眠りだけを整えるのは難しい。少なくとも筆者は、10年かけてそう結論づけました。
それでも夜の習慣を続ける理由
では、原因の根っこがストレスなら、夜の習慣に意味はないのか。
筆者は、そうは考えていません。理由は2つあります。
1つ目。担当変更は筆者の力で起きたことではなく、会社の方針という外部要因でした。つまり、ストレスの根源は自分ではコントロールできないことが多いのです。現にいまの繁忙期を、筆者が消すことはできません。消せないものが過ぎるのを待つ間、自分で動かせる変数は、自分の習慣だけです。
2つ目。「やれることはやっている」という状態そのものが、夜を変えるからです。処方された薬を飲まずに「心の保険」として手元に置くだけで夜が変わった、あの構図と同じです。5時間で目が覚めても、打つ手を全部打った上での覚醒なら、そこから焦らずにいられます。何もしていない夜の覚醒とは、その後の1時間が違います。
自分の不眠がどのタイプで、何から手をつけるかは不眠のタイプ別対策まとめに整理しています。
だから今日も、起きたら朝日を浴びます。日中はコーヒーを控え、夜はサプリを飲み、スマホをリビングに置いたまま寝ます。眠りが戻るのは、たぶんこの繁忙期が終わるころです。それまでの経過も、この記事に追記していきます。
ちなみに、いまの夜の習慣のうち、始める前に一番迷ったのはサプリでした。医薬品ではないものに毎月3,882円を払って、何か変わるのか。1ヶ月試して出した結論と、繁忙期のいまもやめていない理由は、次の記事に書いています。
「打つ手」のひとつに選んだ、サプリ1ヶ月の記録
繁忙期のいまも飲み続けている睡眠サポートサプリ。1ヶ月で何が変わり、何が変わらなかったのかを、そのまままとめています。
本記事は筆者の個人的な体験・感想に基づく記録であり、医療助言を目的とするものではありません。気になる症状がある方は、医療機関にご相談ください。本記事で紹介する商品の効果には個人差があります。


